新書のすゝめ 〜 高校生に読ませたい!

1. 社会の真実の見つけかた . . . 2011 / 堤 未果

社会の真実の見つけかた

2001年に起こった同時多発テロ事件の直後から「テロとの戦い」を国是として掲げ、アフガニスタンとイラクで2つの戦争を引き起こしたアメリカ。「正義のための戦い」という一大キャンペーンの元で進められた政策だったが、この裏で軍需産業や石油会社・投資家や富裕層が大儲けしていた事はほとんど報じられていない。米国在住のジャーナリスト・堤未果が、テレビや新聞などで国民に恐怖や怒りを植え付けて世論を創り上げるメディアに騙されずに「真実を見つける力」を養うことを現代の若者たちに  新自由主義という経済原理で格差を広げ、教育のビジネス化によって学校の崩壊を招いたアメリカの手法は日本」もそのターゲットとしているが、そんな時代に流されない


2. 正しいパンツのたたみ方 〜 新しい家庭科勉強法 . . . 2011 / 南野 忠晴

3. 高校生にもわかる「お金」の話 . . . 2011 / 内藤 忍

5. 天職の見つけ方 〜 親子で読む職業読本 . . . 2004 / キャリナビ編集部

天職の見つけ方

全国の中高生や大学生などの若者たちが「自分らしく生きる」ための活動の場を提供するNPO(非営利法人)の「キャリナビ」による就職情報。漁師やパティシェ・教師・大工・看護師から海女(あま)・公務員など元気に働く先輩たちへのインタビューを中心に、仕事の面白さや苦労、そして喜びを紹介している。天職とは見つけるものではなく、今やっている仕事にどれだけ愛着を持って打ち込めるかが大事だという目線で「自分探しのお手伝い」を展開する。残念ながら同NPOは2012年に解散しており、ネットで「キャリナビ」と検索しても今では転職サイトや大学の就職相談室、さらには妙な投資サイトにしか繋がらず、現在は活動をしていない様子。