新書のすゝめ〜正しい戦後史を学ぶ

1. アメリカの戦争責任 . . . 2015 / 竹田 恒泰

アメリカの戦争責任

明治天皇の孫の孫で旧皇族の竹田家のご出身という高貴な身分でありながら、歯に衣着せない強烈な物言いで「言論のサファリパーク」と呼ばれる保守系の番組・「虎ノ門ニュース」で放送禁止用語を連発する竹田センセイ。戦後あちこちの場面で語られてきた「日本の戦争責任」に異を唱え、日本が参戦せざるを得ないように仕向け、明らかな国際法違反によって日本に原爆を落とし、ソ連と共謀して日本を欺いたアメリカの戦争責任について描き出したのがこの一冊。単にアメリカを糾弾するのではなく、日米が将来に渡って真の関係を築くために明らかにした「日米友好の書」という、センセイの熱き思いが込められた作品。


2. 大東亜戦争で日本はいかに世界を変えたか. . 2015 / 加瀬 英明

大東亜戦争

第二次大戦後に国連大使を務めた外交官・加瀬俊一の息子であり、自らも外交評論家として世界各国で講演活動を行う著者が、先の大戦における日本の真の功績を紐解く。「なぜ日本はアメリカと戦わなければならなかったのか」・「東京裁判は違法」などの正しい解説を添えながら、白人至上主義による支配から東南アジアの国々を守って独立させた「大東亜戦争」の英雄と讃えられる日本国の凄さを物語る。


3. 歴史と戦争 . . . 2018 / 半藤 一利

歴史と戦争

「コチコチの愛国者ほど国を害する者はいない」「日本人は歴史への責任を持たない民族」「明治維新などとカッコいい名前をつけても、あれはやっぱり暴力革命」... 文豪・夏目漱石を義理の祖父に持ち、東大の文学部を卒業後に入社した文藝春秋でジャーナリストとして活躍した戦史研究家である半藤氏が、80冊以上の自著から厳選した半藤流・日本史のエッセンス。日本民族は世界一優秀だという驕りによって無責任なエリートが戦争に突き進み、メディアがそれを煽ったと断罪し、過ちを二度と繰り返さないため歴史に何を学ぶべきか、をウイットの効いた文章で紡いでいく。


4. 読む年表 日本の歴史 . . . 2015 / 渡部 昇一

読む年表

戦後日本の言論空間に風穴を開け、「知の巨人」と称された文明評論家・渡部昇一(2017年没)による「正しい日本の歴史」。神話時代の天照大神に始まり、紀元前660年に行われた神武天皇の即位・仏教伝来・鎌倉〜室町幕府・戦国時代・江戸幕府・明治維新・第二次世界大戦、そして尖閣問題・東日本大震災まで、GHQに洗脳された日教組やマスゴミによる自虐史観を真っ向から否定して本来の日本人が知るべき歴史の真実を明らかにする。


5. 歴史認識を問い直す . . . 2013 / 東郷 和彦

歴史認識を問い直す

第二次大戦中の東条内閣・鈴木貫太郎内閣で外務大臣を務めた東郷茂徳の孫であり、外務事務次官から駐米大使を務めて日本の戦後外交を担った東郷文彦の息子であり、自らもオランダ大使などを務めた元・外交官による著書。靖国・慰安婦・領土問題など、戦後のマスコミによって日本人に刷り込まれた「誤った歴史」を糺(ただ)し、中国・韓国・台湾と今後どうやって付き合っていくのかを提言する。ちなみに著者は次項で紹介する馬渕睦夫さんと外務省の同期(1968年)である。


6. 反日中韓を操るのは、じつは同盟国アメリカだった!. 2014/馬渕 睦夫

反日中韓を煽るのはじつは同盟国アメリカだった

京都大学3年の在学中に外交官試験に合格してしまい、やむなく「中退」して外務省に入省、英国ケンブリッジ大で研修期間を経て最終的にはウクライナ兼モルドバ大使を務めた馬渕センセイ。現在は保守系の動画サイト「日本文化チャンネル桜」でグローバリズムに反旗を翻すソフトな論客としてご活躍中のセンセイが、近年の中韓による反日姿勢は実はアメリカが操っていると分析する。世界を牛耳っているのはアメリカでもロシアでもなく「ユダヤ金融」に他ならないとし、18世紀の建国以来ずっと歴史に暗躍する超大国を動かす黒幕に迫る。東アジアは日中韓がそこそこ反目し合っている方が都合の良いアメリカの内情を暴き、グローバリズムへの反旗を翻す。


7. 「正義」の嘘 . . . 2015 / 櫻井よしこ x 花田紀凱

正義の嘘

上品な言葉遣いで反日左派をぶった斬る保守論壇の重鎮・櫻井よしこセンセイと、元・『週刊文春』の編集長で『月刊WiLL』や『ワック・マガジンズ』など右派系の雑誌を渡り歩いて現在は自らの名を冠した『月刊Hanada』を主宰する名物編集長・花田紀凱(かずよし)氏との対談。朝日新聞による「捏造」が世間にばれた慰安婦問題を皮切りに、戦後の日本を一国平和主義に閉じ込め続けてきたマスゴミの病と、歪曲された日本の戦後史を木端微塵に打ち砕く。本書の副題は「戦後日本の真実はなぜ歪められたか」。


8. 1985年の無条件降伏 . . . 2018 / 岡本 勉

1985年の無条件降伏

日本経済が絶頂期に向かっていた中で起こった「日航ジャンボ機墜落」の1985年は、その他にもグリコ・森永事件、つくば博開催、そして阪神が初の日本一など大きなニュースが飛び交った1年だった。読売新聞ニューヨーク特派員として当時の日米経済関係を担当した著者が特筆するのは1ドル=240円という「行き過ぎた円安」を是正するために日本が受け入れた「プラザ合意」という名の無条件降伏である。本書はその経緯を紐解き、さらにその直後に起こったバブル経済と「失われた20年」という日本経済の興亡を辿って行く。


9. 嘘だらけの日米近現代史 . . . 2012 / 倉山 満

磯だらけの日米近現代史

憲法と政治と歴史の専門家である「憲政史家」として、反日マスゴミや売国政治家・さらにはネット左翼の面々をフルボッコし続ける倉山氏の著書・「嘘だらけシリーズ」の第一弾。17世紀初頭に清教徒を乗せてイギリスから新大陸に渡ったメイフラワー号の乗員たちを「アメリカ大陸へ流されたイギリス人の落ちこぼれ」と称し、奴隷制の廃止を公約に掲げて大統領となったリンカーンによる正義のための南北戦争は、「極悪人のリンカーンが引き起こした侵略戦争」と断罪、さらには日本の敗戦後に占領政策を進めたGHQを「落ちこぼれの吹き溜まり」と斬り捨てる。これまで常識とされていた日米の歴史を軽妙なタッチで破壊しまくるその手法は、上から目線なのになぜか小気味が良くてけっこう笑える。


10. 1949年の大東亜共栄圏 . . . 2014 / 有馬 哲夫

1949年の大東亜共栄圏

日本の終戦から4年後の1949年、中国・山西省でまだ日本兵たちは戦っていた。帰国した大本営参謀、軍人や児玉誉士夫らは、「理想」の実現を諦めずに戦い続けていたのである....。戦後日本の復興と自主防衛を目指して奮闘した旧軍人や政商などの「愛国者」たちが、祖国を守るために暗躍した足跡をたどる。自国の防衛をアメリカという他国にまかせきりで、「スパイ防止法」すらも制定できずに平和ボケした現在の日本を生きる我々に警鐘を与えてくれる一冊。